2019年11月25日
2018/2/12道待娘はレディ・ボーイ?
シェムリアップのパブ・ストリートには以前、ちらほら道待娘の姿もありました。
西の端に近い四つ角あたりに出没しましたが、現在そのコーナーには新しいレストランが登場し(2Fでは和食メニューも楽しめます)、道待娘の姿は見当たりませんでした。
ですが・・・
◎声をかけてきたのは
パブ・ストリートの西端からちょっと南。メイン・ストリートのシヴァタ通りから、ソックサン通りに折れたところ。
道端に佇む、胸元を強調した服装の女性が「どこに行くの?」と声をかけてきました。
「飲みに行くなら、この先にGOGOがあるわよ。」
女性は見た感じで30代前半。巨乳の盛り上がりは相当なものですが、顔は「もしかするとレディボーイ?」という印象。
GOGOという単語に、思わず身体が反応し「どこ?」
「すぐそこ。案内してあげるワ」と。
店を覗くだけなら、危険は無いだろうと考え、案内してもらうことに。
◎それはただの親切心?
深夜は人通りもまばらなソックサン通り。
このストリートにはかつてシェムリアップ夜遊びの代名詞的存在だったソックサン・パレスがありました。
その後すっかり寂れた印象の細い道には、ポツンポツンと道端に人影が。
間違いありません。道待娘です。でも、ひと目でレディボーイとわかる容姿も。
「今のはレディボーイだよね?」
「そうね」
「アナタも?」
「ワタシは違うわよ!」
と、いきなり私の手をつかんで自分の股間へと導きます。触った限りですが、そこに膨らみはありません。
並んで歩いているとバイクが寄ってきて、怪しげな野郎が「どこに行くんだ?GOGOか?」と。無視してやり過ごします。
「あれは悪い人だから気をつけてね」と彼女。
「近く、って言ったけど、何処なの?」
「もうすぐよ。」
と言いながら、再び私の手を握ってきました。
が、反射的に、それを振りほどいてしまいました。
そこからしばし、沈黙したまま歩くと、小さなBAR群があり(これがGOGO?)、それに続いて新しくできたお洒落なスペースが。
ふと振り返ると、彼女?は立ち止まったまま。ついてくるのかと思ったら、来た道を引き返していきました。
本当に、親切心で案内してくれたのか?
手を振りほどいてしまい、気分を害したのか?
◎若く見えるのはみなレディボーイか
深夜1時。新しいスポットのメインらしき店がこれ。周囲に観光客らしき姿はなく、ローカルばかり。
若い女性の姿もちらほらありましたが、道待娘ではなく、酔いつぶれた一般女性のよう。
「此処は俺の来る場所じゃないな。」
すごすごとソックサン通りを戻ります。道の暗がりには、ところどころ道待娘が。
通りすがりに観察した限りでは、若く見えるのはレディボーイ。明らかな女性は、年齢がかなり上でした。